やまがた がんサポートハンドブック/山形県がん総合相談支援センター
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●違う医師の意見を聞きたい(セカンドオピニオン)をするのは難しいので優先順位をつけましょう。●大切なこと ・あなたの病名や病状、治療法の選択肢、それぞれのメリット、デメリットなどはどのように説明されましたか? ・病気についての説明は十分理解できましたか? ・がん以外に治療中の病気や飲んでいる薬をもれなく ・質問したいことや希望は整理してしっかり伝えましょう。 ・説明を受けた治療方法や見通しを理解したうえで、どうしていきたいか決めましょう。焦って一人で決めないようにしましょう。 ・治療の流れを整理しましょう。 ・これから受ける治療と病気との付き合い方について ・治療が始まるまでに周囲の人に伝えておくことを書 ・治療にかかる費用の目安を知っておきましょう。 ・緩和ケアを知っておきましょう。(参照:P2、P7~13) 現在治療を受けている主治医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求め相談することを「セカンドオピニオン」と言います。セカンドオピニオンを受けたら主治医に必ず報告し、今後の治療について相談してください。※主治医を替えたり、転院して治療を受けることではありません。※全額自費診療となり、病院によって費用が異なります。(参照:P7~13、P15)伝えましょう。整理しましょう。き出し、気持ちを共有してもらいましょう。36 納得して治療を受けるためには がんと向き合い行動していくために大切なのは、「信頼できる情報を集めること」と「自分なりの病気に対する考え方を決めること」です。まずは、あなたの病気を一番理解している主治医からお話を聞きましょう。 ~次ページからのメモを活用してください~●質問のポイント ・気になること、わからないことを書き出してみましょう。 ・質問することをメモにまとめます。限られた時間の中で一度に多くの質問 ・相談窓口などで一緒に整理してもらうのも良い方法です。病状を理解する担当医に伝える治療法を決める周囲の人とともに

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